つまづいた人生について再考する日記

仕事で失敗をし、降格というサラリーマン人生において、大きな挫折をした私が人生について再考し、再生するためのつぶやきです。

眠れないという苦行②

一睡もできなかった翌朝、血圧を測ったら、正常時には低血圧な私の血圧が、
なんと「168」となっていた。
さすがに、この数値を見て、自分がただならない状況にあることを感じた。




しかし会社には出社しなければならない。
周囲には何があったか悟られぬよう、普通に過ごさなければならないという苦行。
当然、業務のパフォーマンスも落ちる。思考力、判断力が鈍る。
しかし不思議と、勤務時間中は眠気というものが無かった。
それ以上にあるのは緊張感であり警戒心だ。
それだけ精神的に追い込まれているということだ。


そして、眠れない日が続き、睡眠改善薬というものを飲んだのもこの頃。
確かに眠れるようにはなる。しかし夜中の1時や2時に目が覚め、そこから眠れない。


ミスをしたのは私とは言え、自称社畜である私が、これまで長きにわたり、
心血を注いで尽くしてきた会社から受けた対応により、このような精神状況となってしまった。


当然、この違和感は家族に伝わる。もう妻には隠せない。
そして、この状況を妻にカミングアウトし、今後我が家には、金銭的な不利益(減俸)が生じるであろうと伝えた。


「苦労を掛けてしまうけど、ごめんなさい」と謝った。


妻は「仕方ないよ、やってしまったことだもの。何とかなるよ」と言ってくれた。
そして、「車の運転だけは気を付けてね」と言われた。


何度も言うが、妻のやさしさに感謝しかない。ありがとう。