つまづいた人生について再考する日記

仕事で失敗をし、降格というサラリーマン人生において、大きな挫折をした私が人生について再考し、再生するためのつぶやきです。

眠れないという苦行①

仕事で失敗し、会社から責任を追及されいろいろ調査を受ける中、
人生で初めて一睡もできないという夜を体験した。




寝ようと思っても、その日の執拗な調査が頭の中でフラッシュバックし、眠れない。
というか頭の中で何度もその光景がリピートしている。


心が落ち着く暇もない。常にざわざわしている。
これからどうなるのか。生活はどうなるのか。
これまで積み上げてきたものはどうなるのか。


そして、気が付けば夜明けを迎えていた。


ある意味、「これこそパワハラではないか?」とさえ思ってしまう。
しかし、誰にも相談できないこの状況。


生きているのか死んでいるのか。これぞ生き地獄というのだろう。


我ながら壮絶な経験をしたと思う。


いま、このように冷静に書けるようになったことがせめてもの救いだ。
そう、今私は生きているのだ。


そう思ったら、会社なんてどうでも良くなった。
社畜からの卒業だ。(給料減るけど・・・。)

精神崩壊なんて、あっという間


今日も何とか仕事に行き、無事に帰宅できました。


今までは、それなりの立場で部下に指示を出し、良いものは良いと褒め、再考が必要な案件は注意を促すなど、生き生きと仕事ができた。


しかし、あの一件以降、人と話をすることが怖い。
部下に指示を出しても、「どこかで録音でもされているのではないか?」と常に猜疑心が付きまとう。
発した一言に尾ひれがついて、問題発言にされてしまうのではないかと、ビクビクする。
これを「不安神経症」と言うのでしょうか。


人と話をすることが恐怖となってしまう。
精神崩壊なんて、簡単に起きるのだ。あっという間だ。


冗談も言えなくなった。同僚とたわいのない会話もできなくなった。
一人を好むようになってしまった。


住みにくい社会になったものだ。


安心できるのは家庭だけだ。
妻の存在がとてもありがたく感じます。感謝です。

社畜の転落劇場が開幕

今思えば、私は完全なる仕事人間、いわゆる「社畜」でした。


仕事で認められる高揚感が、エネルギーとなり、自らを追い込み、高めて行きました。
そしてトップスピードで走っているさなかに、直面した「まさか」という人生の坂。


人生には「上り坂」「下り坂」「まさか」という3つの坂があります。
そんな、結婚式でよく聞く「まさか」がこうして目の前に出現するとは・・・。


人生とは難解なものです。


降格という現実に直面してから、精神崩壊に至るまで、そう時間はかかりませんでした。
ミスの原因は自分にある。これは理解しているので何も言えません。


しかしここまで、メンタルに来るのは「社畜」だったからかもしれません。
会社への愛情が強すぎた反動で、ここまで落ち込んだのだと自己分析しています。


社内に籍はある。しかし居場所がない。
こんな状況でも家族のために出勤しなければなりません。
人生転落劇場の開幕です。


今日も朝が来ました。勇気を振り絞り会社に行ってきます。